保育士の主な仕事内容は?1日の流れや具体的な業務について解説!
保育士の仕事と聞くと、「こどもと遊ぶ」「お世話をする」といったイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし実際には、こどもの発達を見守りながら安全に過ごせる環境を整え、保護者との連携や行事の準備、書類作成など多岐にわたる業務があります。
毎日の生活の中で、保育士はどんな仕事内容をこなしているのか気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、保育士の仕事内容を、1日の流れに沿って具体的に解説していきます。
保育士を目指している方や、保育の仕事に関心がある方にとって、リアルな現場を知る参考になれば幸いです。
保育士の仕事内容について詳しく解説
保育士として働く際に求められる仕事内容は、勤務する保育施設の種類や運営方針、さらには担当するこどもたちの年齢層や個々の発達状況によっても大きく異なってきます。
たとえば、乳児保育が中心の施設と、幼児を対象とした園では、日々の関わり方や必要な対応も変わってきます。
とはいえ、どの保育施設であっても共通して求められる基本的な業務というものが存在しています。
それらの業務は、保育士としての役割を果たす上で非常に重要であり、どの職場で働くにしても避けては通れないものです。
ここでは、そうした保育士に共通する主な仕事内容について、より詳しくご紹介していきます。
身の回りのお世話をする
保育士の基本的かつ最も日常的な業務のひとつが、こどもたちの身の回りのお世話をすることです。
これは単なるお手伝いではなく、こどもたちが少しずつ自立していくための第一歩を支える大切な仕事です。
特に、乳児や幼児といった小さなこどもたちは、自分の力だけで生活することがまだ難しい段階にあります。
たとえば、食事をこぼさずに食べることや、自分でトイレに行くこと、衣服を着たり脱いだりすることなど、日常のあらゆる場面で保育士のサポートが必要とされます。
保育士は、そうした場面で一つひとつ丁寧に寄り添い、手助けをしながら、こどもができることを少しずつ増やしていけるように促します。
このような関わりを通じて、こどもたちは生活に必要なスキルを無理なく自然に身につけていくことができるのです。
生活習慣を身につけさせる
毎日の生活の中で、こどもたちは日々さまざまなことを学んでいきます。
その中でも特に重要なのが、基本的な生活習慣を身につけることです。
これは、保育士にとって大切な役割のひとつです。
例えば、「おはようございます」ときちんと挨拶をすることや、外から帰ってきたら手を洗うこと、遊び終わったらおもちゃを片付けることなど、日常の中には多くの習慣があります。
これらの行動は、一度教えればすぐにできるようになるわけではありません。
毎日の繰り返しの中で、保育士が根気よく教え、見守り、そして褒めてあげることが大切になります。
こどもにとって、習慣が身につくということは、自信を持って行動できるようになるということでもあります。
自分のことを自分でできるようになる喜びを感じさせながら、保育士はこどもたちの心と体の成長を支えていくのです。
社会性や協調性の育成
こどもたちは成長するにつれて、家族以外の人と関わる機会が増えていきます。
保育園や幼稚園は、その第一歩となる場所です。
集団生活の中で他者とどのように接するか、どんなふうに自分の気持ちを伝えるかを学んでいくのも、保育の大切な目的のひとつです。
保育士は、こどもたちが他のこどもと関わる中で困ったときや戸惑ったときに、すぐそばで見守り、必要に応じて手助けをします。
たとえば、おもちゃの貸し借りや順番を守ること、時にはケンカをした後に仲直りする方法を教えることもあります。
また、こどもたち一人ひとりの個性や感情にも配慮しながら、安心して過ごせる人間関係を築いていけるようサポートすることも求められます。
相手の気持ちを想像する力や、協力して何かをやり遂げる楽しさを伝えていくことが、保育士の大切な役割です。
保護者への対応とサポート
保育士の仕事は、園の中だけで完結するものではありません。
こどもたちの家庭と保育園をつなぐ大切な役割を担っているのも保育士なのです。
たとえば、日中のこどもの様子や体調の変化、園での出来事を保護者に伝えることはもちろん、こどもの発達についての不安や育児に関する相談に乗ることもあります。
保護者のなかには、初めての子育てで不安を感じている方も多くいます。そうした方々にとって、保育士は非常に心強い存在です。
また、こどもを預ける側の保護者にとって、安心して日中の仕事に取り組めるようにするためにも、信頼できるコミュニケーションが欠かせません。
保育士は、日々のやり取りの中で少しずつ信頼関係を築き、家庭と園が連携してこどもの健やかな成長を見守っていけるように心を配っていきます。
保育士の1日ってどんな流れ?
上記で紹介した業務内容を、より具体的にイメージできるように、保育士の1日のスケジュールを朝から順を追ってご紹介していきます。
【朝】登園前の準備からスタート
朝は早ければ午前7時には出勤し、その日の業務の確認や、園児の登園に向けた準備を始めます。
教室の掃除や換気を行い、こどもたちを快適に迎えられるように環境を整えます。
引継ぎ事項がある場合には、職員同士で情報を共有し、スムーズに連携が取れるようにしておくことも忘れてはいけません。
午前7時30分頃には、こどもたちが登園し始めます。保育士は明るく元気に挨拶をしながら、こどもの体調や顔色、表情の変化などをさりげなく観察します。
登園時にいつもと違う様子が見られた場合は、保育中も注意深く見守り、早めの対応ができるように心がけます。
【午前】活動の時間
午前9時30分から10時前後になると、園によっては「朝の会」が行われます。
この時間には、出席確認のほか、こどもたちと一緒に歌を歌ったり体操をしたりと、気持ちよく1日をスタートさせる活動が組み込まれています。
その後は、年齢ごとのクラスに分かれての活動が始まります。
工作や運動、読み聞かせ、手遊びなど、内容はさまざまです。年齢や発達段階に合わせて無理のない活動を行うことで、こどもたちが楽しく、のびのびと過ごせる時間を作り出します。
【昼】食事とお昼寝の時間
11時頃からは昼食の準備が始まります。
園によっては保育士が配膳をこどもと一緒に行い、食事のマナーや食材について教える「食育」を行う場にもなります。
好き嫌いがあるこどもには無理をさせず、楽しく食事できるような声かけを心がけます。
食物アレルギーのあるこどもや、離乳食が必要な年齢のこどもにも個別に配慮しながら対応することが必要です。
食後には片付け、手洗い、歯磨きなどのサポートを行いながら、次の活動へと移行していきます。
午後1時頃からはお昼寝の時間に入ります。保育士は、こどもたちが安心して眠れるよう、照明や室温、布団の配置などを細かく整えます。
眠れないこどもには、優しく背中をさするなどしてリラックスできるように働きかけることもあります。
午睡が不要なこどもについては、静かに絵本を読むなどして過ごせるように配慮する園も多く見られます。
こどもたちが寝ている間は、保育士も休憩時間となりますが、連絡帳の記入や行事の準備などに時間を割くこともあり、実際には休む暇が少ないこともあります。
また、乳幼児突然死症候群(SIDS)を予防するために、こまめな見回りや確認作業も欠かせません。
【午後】おやつと帰宅準備
午後2時を過ぎるとこどもたちを起こし、布団を片付けたり、必要があればお漏らしの対応や着替えをしたりといった仕事が発生します。
午後3時頃にはおやつの時間が始まります。食前の手洗い・うがい指導を行い、楽しい雰囲気の中でおやつを楽しめるようにします。
食後には歯磨きやトイレの声かけも丁寧に行います。
【夕方】帰りの会とお迎え対応
午後4時を過ぎる頃には「帰りの会」を実施し、その日の活動を振り返ったり、絵本の読み聞かせをしたりと、穏やかな時間を過ごします。
このタイミングで保護者への連絡帳を渡し、1日の様子を伝える準備も行います。
保護者のお迎えは、午後5時前後にピークを迎えることが多いです。
こどもたちは自由時間として過ごすことが多いですが、その間も保育士は目を離さず、安全を確保しながら見守ります。
お迎えの際には、保護者にその日のこどもの様子や成長の様子を丁寧に伝えるようにします。
【業務終了前】片付けや会議など
園児が全員帰った後、午後6時以降は教室の掃除や翌日の準備に取りかかります。
この時間に職員会議が行われることもあり、保育に関する情報や気になることを共有する大切な時間となります。
また、行事前には飾りや資料などの制作をすることもあります。
すべての業務が終了し、ようやく午後7時頃に退勤となることが一般的です。
以上が、保育士の仕事内容でした。
続いて、保育士の雇用形態によって異なる仕事内容についてお話していきます。
保育士の雇用形態によって異なる仕事内容
一口に「保育士」といっても、その雇用形態によって任される仕事の内容や責任の範囲には大きな違いがあります。
勤務形態ごとの特徴を理解することで、自分に合った働き方を見つけやすくなるでしょう。
ここでは、正社員・非常勤・派遣・パートなど、雇用形態別に保育士の具体的な仕事内容を詳しくご紹介します。
正社員として働く保育士の仕事内容
保育士が正社員として勤務する場合、まずクラス担任や副担任といった役割を担うことが多くなります。
クラス担任になると、日常的にこどもたちの生活全般を支えることが求められます。
具体的には、食事や排せつ、着替えの援助をはじめ、遊びや学びの時間における見守りや指導など、幅広いサポートを行います。
また、保護者との連絡帳のやりとりや面談、日々の成長を共有するためのコミュニケーションも重要な業務のひとつです。
季節ごとの行事の企画・運営、月案や週案といった指導計画の作成など、責任ある仕事が多く任されます。
さらに、経験を積んでいくことで、係の仕事を担当したり、後輩保育士の育成に携わったりするようになります。
キャリアを重ねると、専門リーダーや主任、そして副園長など、園全体の運営に関わる立場へステップアップしていくことも可能です。
非常勤・派遣保育士の仕事内容について
非常勤や派遣として働く保育士は、基本的には正社員の保育士の補助業務を担当することが一般的です。
保育時間中には、こどもたちの身の回りの世話や遊びのサポート、食事の介助などを通じて、安心して園での時間を過ごせるよう支援します。
正社員と比較すると、責任の重い業務を任される機会は少なく、指導案の作成や行事の企画といった業務は担当しない場合が多いでしょう。
そのぶん、家庭との両立やプライベートの時間を大切にしながら働きたい方にとっては、無理なく続けられる働き方といえます。
また、日によってさまざまなクラスに入り保育の補助を行う「フリー保育士」として勤務するケースもあります。
柔軟な対応力が求められますが、多様な年齢のこどもたちと関われるという魅力もあります。
パート保育士の仕事内容(フルタイム・短時間勤務)
パートタイムとして働く保育士は、家庭の事情に合わせて扶養内で働く方も多く見られます。
仕事内容としては、基本的には非常勤や派遣の保育士と同様に、こどもたちの生活を支える業務が中心となります。
具体的には、登園時の対応、遊びの見守り、食事やお昼寝のサポートなど、日々の園生活を安全かつ安心して過ごせるよう手助けを行います。
また、勤務時間が決まっている場合には、早朝保育や延長保育を専門に担当することもあります。
朝や夕方の時間帯に必要な保育士として、園の運営を支える大切な役割です。
なお、パートであってもフルタイム勤務の場合は、正社員と同様にクラス担任や副担任を任されるケースもあります。
勤務日数や時間によって仕事内容に幅が出てくるのが特徴です。
以上が、保育士の雇用形態によって異なる仕事内容についてのお話でした。
このように、保育士の仕事内容は雇用形態によって大きく変わります。
自分のライフスタイルや働き方の希望に合わせて、最適な勤務形態を選ぶことが大切です。
それぞれの立場で、こどもたちの健やかな成長を支えるという使命には変わりありません。
働き方が異なっても、保育士としてのやりがいや喜びを感じられる場面は多くあります。
続いて、保育士の役職ごとに異なる仕事内容についてお話していきます。
保育士の役職ごとに異なる仕事内容について
ひとくちに保育士といっても、経験を積んでキャリアアップしていくことで、少しずつ役職が上がっていきます。
そして、それにともなって仕事内容にも変化が見られるようになります。
現場での保育業務に加えて、リーダーとしての役割やマネジメント業務など、求められるスキルも多岐にわたってくるのが特徴です。
ここでは、保育園で実際に存在する代表的な役職である「副主任」「主任」「園長」について、それぞれの仕事内容を詳しくご紹介していきます。
役職ごとの役割や求められる条件などを理解することで、将来的なキャリア設計にも役立てることができるでしょう。
保育士の役職①【副主任保育士】
保育園における「副主任」という役職は、近年になって増えてきた比較的新しいポジションです。
これは、保育士のキャリアアップを支援する研修制度が導入されたことにより、制度として整備されるようになった背景があります。
副主任保育士は、簡単に言えば「主任保育士の業務をサポートし、現場との橋渡しを担う存在」です。
園長から主任に伝えられた指示や情報を、保育士全体に伝達したり、主任がスムーズに業務を進められるように現場の状況を整えたりといったサポート業務を中心に行います。
状況に応じて、保護者対応や会議の進行などを任されることもあります。
副主任保育士になるためには、以下のような一定の経験や研修の受講が求められる場合があります。
副主任保育士になるための主な条件
- 保育士として7年以上の実務経験を積んでいること
- 職務分野別リーダーとしての経験があること
- キャリアアップ研修の「マネジメント分野」と、その他3つ以上の分野の研修を修了していること
- 所属する園または自治体から「専門リーダー」として任命を受けていること
保育士の役職②【主任保育士】
主任保育士は、保育園の現場において保育士たちを統括する重要な役割を担っています。
いわば「現場をまとめるリーダー的存在」であり、保育の質を保つための要ともいえるポジションです。
主任になると、基本的にはクラス担任を持つことは少なくなり、保育士全体の動きを把握しながら、園全体がスムーズに機能するよう運営のサポートを行います。
園長と保育士の間に立ち、業務の調整をしたり、必要に応じて保育士の相談に乗ったり、育成・指導にあたることもあります。
時には、障がいのあるこどもへの対応や、言語聴覚士など他職種との連携も必要となる場面もあります。
主任保育士になるには、ある程度の実務経験とリーダーとしての資質が求められます。
以下に主な条件をまとめます。
主任保育士になるための主な条件
- 副主任や専門リーダーなどとして一定の経験を積んでいること
- 主任保育士向けの研修を受講し、マネジメントスキルを高めていること
- 公立保育園では概ね26年以上、私立保育園では5~8年以上の保育士経験が必要とされることが多い
保育士の役職③【保育園の園長】
保育園の園長は、園の最高責任者として、運営全体の管理や保育の質の向上に努める立場です。
日々の保育の安全性や質を確保するために、保育方針の決定、行政との連携、地域との協力体制づくりなど、さまざまな仕事をこなす必要があります。
また、こどもたちが安心して過ごせる保育環境を維持するために、園内の衛生管理や危機管理体制の整備なども園長の重要な仕事です。
職員の採用や人事評価、研修の計画立案など、内部の人材育成に関わる業務も多く、組織全体を見渡す広い視点が求められます。
そのほかにも、トラブルが発生した際の対応や、保護者との面談・連絡調整、地域行事への参加など、園長の業務は多岐にわたります。
こどもと直接関わる機会は減るものの、その分園全体を見守る大きな役割を担っているのです。
以上が、保育士の役職ごとに異なる仕事内容についてのお話でした。
このように、保育士としてのキャリアを積むにつれて、現場の業務に加えてマネジメントや調整役としての力も求められるようになります。
それぞれの役職には責任とやりがいがあり、自分自身の成長にも大きくつながるでしょう。
今後、保育士としてどのような働き方を目指すかを考えるうえで、役職ごとの仕事内容を知っておくことはとても大切なことです。
続いて、保育士という仕事の魅力とやりがいについてお話していきます。
保育士という仕事の魅力とやりがい
保育士の仕事には、他の職業とは異なる特有の魅力と大きなやりがいが詰まっています。
一日一日を共に過ごす中で、こどもたちの成長を間近で感じることができるのは、保育士だからこそ味わえる特別な経験です。
また、保護者の方々や地域の人々と密接に関わりながら、信頼関係を築いていく過程も、この仕事ならではの喜びのひとつです。
社会の中で必要とされていることを実感しながら働けるという点も、大きなモチベーションにつながっていきます。
近年では保育の需要が年々増しているため、職場の選択肢も広がっており、安定した雇用環境も保育士を目指すうえでの魅力となっています。
このように、保育士という職業には、日々のやりがいに加え、長期的なキャリアの安心感も備わっています。
ここからは、こどもたちの成長に寄り添うことや、卒園後の関係性、雇用の安定性、そして地域社会への貢献といった側面から、保育士という仕事の具体的な魅力を詳しく見ていきましょう。
毎日感じられる、こどもたちの小さな成長の積み重ね
保育士として働く中で、もっとも大きなやりがいのひとつが、こどもたちの成長を日々実感できることにあります。
最初は靴下を自分で履けなかった子が、ある日突然「ひとりでできたよ!」と笑顔を見せてくれる瞬間に立ち会えるのは、保育士にとって何にも代えがたい喜びです。
言葉を少しずつ覚え、友達と協力しながら遊ぶ姿を見守る中で、「成長してるんだな」と感じる場面は数えきれません。
こうした一つひとつの小さな成長が積み重なっていくことは、保育士にとって大きな達成感をもたらします。
また、こどもたちの変化に気づくだけでなく、自分自身も保育士として成長していることにふと気づかされる瞬間があります。
振り返ると、こどもたちと共に自分も学び、成長してきたことがわかり、そのことに深い感動を覚えることもあるでしょう。
卒園しても続く、こどもたちとの温かなつながり
保育士の仕事は、園での生活だけで完結するものではありません。
卒園したこどもたちとの繋がりが、時を経ても続いていくことがあるのです。
例えば、卒園した子が成長して中学生や高校生になり、地域の行事で再会することもあります。
「先生、覚えてる?」と声をかけてくれるその瞬間には、懐かしさとともに、あの頃に共に過ごした日々の重みを感じることができます。
また、保護者の方から「先生のおかげで、うちの子がここまで成長できました」と感謝の言葉をいただくこともあり、保育士としての役割の大切さを改めて実感できる場面でもあります。
中には、かつての卒園生が「私も保育士になりたい」と話してくれることもあり、その影響力の大きさに驚かされることもあるでしょう。
このような長期的な関わりが持てることは、保育士の仕事の奥深さと尊さを感じさせてくれます。
安定した雇用環境で、長く働き続けられる安心感
保育士の需要は現在も高い水準で推移しており、厚生労働省のデータによると、令和6年1月の有効求人倍率は3.54倍と非常に高い数値となっています。
これは、保育士1人に対して約3.5件もの求人があるということを意味しており、就職先や転職先を見つけやすい職種の一つだと言えるでしょう。
こうした背景から、結婚や出産などライフステージの変化があったとしても、保育士として働き続けられる職場が多く、キャリアを長く継続することが可能です。
また、引っ越しや転勤で住む場所が変わっても、保育士資格があれば全国どこでも働き口を見つけやすく、家庭との両立がしやすい点も魅力的です。
安心して長期的に働ける環境が整っているというのは、保育士という職業が社会に求められている証とも言えるでしょう。
地域とつながり、社会全体への貢献を実感できる仕事
保育士の仕事は、こどもたちの世話をするだけにとどまりません。
その役割は、地域社会全体に広がっており、社会に対して多方面から貢献しているのです。
たとえば、保護者が安心して働けるようにサポートすることで、家庭だけでなく地域の経済活動を支えている側面もあります。
また、地域の子育て支援センターや子育てサロン、イベントなどの運営に携わることもあり、保育園や幼稚園という枠を超えた活躍の場が広がっています。
さらに、発達に関する不安を抱える保護者に対し、言語聴覚士などの専門職と連携しながら支援を行う場面もあり、多職種との協力によって、より良い保育環境をつくり出しているのです。
このように、保育士は地域の子育て環境を整える重要な存在であり、自分の仕事が社会の役に立っていることを日々実感できる、非常に意義のある職業です。
以上が、保育士という仕事の魅力とやりがいについてのお話でした。
保育士の仕事は、こどもたちの成長を支える大切な役割を担っています。
一見すると遊んでいるだけに見える時間にも、こどもの発達を促す工夫や観察、記録といった重要な業務が含まれており、常に多角的な視点が求められます。
また、保育士自身の体力や気力、そして責任感も必要となる仕事でありながら、そのぶん大きなやりがいを感じられる職業でもあります。
この記事を通じて、保育士の具体的な仕事内容や1日の流れを知っていただき、より深く保育の世界に触れるきっかけになれば嬉しいです。
興味を持たれた方は、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね。